トラックの事故事例

目次

ここでは、トラック事故の起きやすい場面と原因を整理し、どんな教育方法を選べば事故防止につながるのかを解説。具体的な事故
事例についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

トラック事故が起きやすい
シーン分類

  • 交差点(右折・左折):巻き込み・見落としが多発
  • 追突:低速でも発生しやすい
  • バック事故:構内・積み場で多い
  • 踏切事故:視界不良・接近判断の誤り
  • 荷役作業(フォークリフト含む):接触・挟まれ
  • 敷地内接触:構内の人・車との交錯

実際の事故事例

道幅の狭い道路で後退時に
歩行者と接触

ドライバーは出勤後の仕分け作業で出発が30分遅れ、1年以上担当している配送エリアへ出庫。配達先が行き止まりのためバックで
進入する必要があり、三叉路を一度通過した際に、左側にいた83歳の女性を認識しました。しかし、後退時にはその存在を意識せず、そのまま接触。女性を転倒させ、死亡させたという事例です。

※参照元:関東運輸局pdf(https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/content/000167995.pdf)

交差点右折時に、対向直進の
二輪車と衝突

ドライバーは早朝3時50分に出勤し、点呼後に食品2トンを積み込んで配送へ出発。12時20分に配送を終えて帰庫し、昼食後は荷主先で積込みを行うため、15時に再び出庫しました。15時49分、荷主先手前の交差点を右折する際、予定より到着が遅れていたため焦って
右折
。対向車線の自動二輪車の存在に気づけず衝突、相手運転者は死亡しました。

※参照元:関東運輸局pdf(https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/content/000167967.pdf)

主な事故原因ランキング

トラック事故の主な原因を、大型・中型別にランキング形式でご紹介します。

大型トラックの原因ランキング

順位 原因
1位 等速(直進)
2位 左折
3位 右折

※参照元:全日本トラック協会pdf(2024年データ)(https://jta.or.jp/wp-content/themes/jta_theme/pdf/anzen/jiko_toukei_data/ITARDA_R6b.pdf)

中型トラックの原因ランキング

順位 原因
1位 等速(直進)
2位 右折
3位 左折

※参照元:全日本トラック協会pdf(2024年データ)(https://jta.or.jp/wp-content/themes/jta_theme/pdf/anzen/jiko_toukei_data/ITARDA_R6b.pdf)

大型・中型ともに、最も多いのは直進中の事故で、信号無視や前方不注意、追突が主な要因と考えられます。また、左折・右折時の
事故傾向は車種によって異なる
のが特徴。これは、車両サイズによる操作リスクの違いが影響していると考えられます。

「声掛け」で終わる安全教育が事故を招く

トラック事故は「直進」「右折」「左折」といった運転操作が原因に見えますが、実際にはドライバーの心理や環境が大きく影響しています。忙しさによる確認不足、夜間・早朝の疲労、低速だから大丈夫という油断、「ながらスマホ」などが典型例です。さらに、
コミュニケーション不足による指示伝達のズレや、教育が声掛けだけで終わっている状況も、事故につながる要因となります。

こうしたドライバーの心理や環境に潜む事故要因も、日々の安全教育を徹底し、一人ひとりの意識や行動に働きかけることで防ぐことが可能です。

事故を防ぐための教育方法の
選び方

  • 対面教育:行動改善・本音把握・再発防止に強い
  • eラーニング:基礎教育の標準化・シフト対応に強い
  • 教育代行:記録管理・分析・更新まで任せられる

事故を防ぐには、自社の課題に合った教育方法を選ぶことが重要です。行動改善や本音の引き出しに強い「対面教育」、基礎教育を標準化しシフト制にも対応しやすい「eラーニング」、記録管理や分析まで任せられる「教育代行」など、方式ごとに強みは異なります。自社の現状をしっかりと見極め、適切な教育方法を選ぶことが、事故削減への近道となるでしょう。

導入前にしっかりと比較を

当メディアでは、ベテランが多い、あるいは時間が不規則といった「現場の状況」に合わせた比較軸で各サービスを解説しています。 自社が抱える事故リスクを確実に解消するために、どの観点で比較すべきか。より詳しいサービスの特徴や選び方のポイントは、ぜひTOPページでご確認ください。

おすすめの
トラックドライバー
安全教育サービスを見る

会社の状況別
トラックドライバー向け
安全教育サービス3選

教育に必要な内容は、ベテラン・初心者が多いか、あるいは勤務時間が異なりドライバー全員参加での研修が難しいといった現場の状況によって異なります。そこで今回は、それぞれの状況に合わせた3社を厳選。自社にフィットするサービスをご紹介します。

ベテランドライバー
が多い運送会社向け
例えば・・・
  • 慣れや慢心から運転癖がついている
  • 経験ゆえに指導を受け入れない
TRYESサポート
アスア公式HP
引用元:アスア公式HP
https://tryesprogram.jp/tryes_support/
危険運転の癖を見抜き
事故率を下げる指導を行う

燃費データから、長年の経験の中で身につけてきた運転傾向を可視化。これらを事故データと照合することで、その運転がどんな事故につながりやすいかを判定できます。

運転の癖や判断の背景を対話をしながら把握し、その上で指導を行うため、納得感を持って受け止められ、これまで見過ごされていたリスクの改善へとつなげます。

勤務時間が違うドライバー
が多い運送会社向け
例えば・・・
  • シフトがばらつき全員が揃わない
  • ドライバーの直行直帰が多く会社に来ない
トラッククエスト
シータイム公式HP
引用元:シータイム公式HP
https://truckquest.jp/
1本5分の短尺動画で
場所・時間を問わず受講可能

1本5分の短尺動画のため、仕事の合間にテンポよく学べ、まとまった時間の確保が難しい現場でも集中力を切らさず着実に受講を進められます。

ゲーム感覚で攻略していくクエスト形式の構成が、一般的なeラーニングの単調さを解消。飽きることなく、安全知識を積み上げることが可能です。

初心者ドライバー
が多い運送会社向け
例えば・・・
  • トラックの運転にまだ慣れていない
  • 事故の兆候を察知できない
人と安全研究所
人と安全研究所公式HP
画像引用元:人と安全研究所公式HP
https://hito-anzen.com/index.html
専門指導員が実車指導し
課題をその場で矯正

自社車両で行う実務研修により、事故が多発するバック時や構内走行における「車両の死角」を実体験。危険を未然に防ぐための安全確認の手順を身に付けます。

交通心理士の資格を持つ講師が、初心者が陥りやすい確認漏れをその場で修正。
実務における事故リスクを回避できる状態へと導きます。